アート&テクノロジーの過去と未来展

先週の土曜日にICCの「アート&テクノロジーの過去と未来展」に行ってきた。久しぶりにこういうのに行った気がする。内容は名前そのまんまだが、機械っぽい現代アートを古いのから新しいのまで適当に集めたという感じ。全体的な感想としては、空いていて思う存分どれもいじれたから楽しかった。この手のは混んでるとどうしようもないので。
 特に面白かったのをいくつかあげると電極が二つあって両方を触ると電気が流れて音が出るヤツがおもしろかった。意外と綺麗な音が出て、触り方によって変化が分かりやすくでるので楽しかった。この辺りの反応の仕方は赤ん坊の反応の仕方から人間たいして成長しないものなんだろう。
他には五目並べのヤツも印象が強い。単純に緊張したせいだけど。状況を説明すると碁盤とモニターが並んでる展示物があって、なんだろうと近寄っていくと解説の女の人が近寄ってきて説明してきて是非やりましょうと言うことになったという経緯。五目並べの装置は、各人が違うそれぞれの碁盤を使って、碁石を置き、五目並べをやるというもの。で、それぞれが違う碁盤を使うので相手がどこに置いたのかはモニター見て確認しながら打つのだけど、モニターの映像は鏡みたいな反転をしているので、ここがこうなっているからここに打てば良いんだよな等と頭の中で必死に考えなければならない。もし、相手の碁石の上に間違っておいたら負け。人見知りも烈しく小心者の僕にはキツイ設定だった。一応勝ったが、これ以上長くやっても的に負けてくれたような気がしないでもない。面白かったと言えば面白かったが、緊張のほうが強かった気もする。ちなみにその後も、その解説の人は次から次へと来る人にやりましょうとゲームをやらせていたが、やけに美術館の人がウロウロしている展覧会だった。しかも若くて綺麗な女が多い。確かに話し聞かないと意味の分からない展示も多かったんだけど、あの人達はICCの人間だったんだろうか?よくわからないけど、サービスがいいのはいいことだが、あんまり多くても勝手が違うので変な感じ。
あとは一番奥にあった予約制の展示も面白かった。暗闇の中で遭難してる気分?を味わうヤツ。真っ暗でどこにいけばいいのかよく分からなくて向こうの人にかなり迷惑をかけたが面白かった。