カスタムメイド10.30

吉祥寺バウスで奥田民生木村カエラ出演の映画カスタムメイド10.30を見てきました。カエラちゃんと言えば棒読み女王が売りなので演技なんてできるのかと心配していましたが、そもそも演技とかが問題になるレベルではないダメな映画でした。PVとかCM作ってた人が撮ったダメな映画って最近多いですけど、そのパターンだといっていいと思います。脚本もダメだと思うし、全体の映像も、映画として人が見ながら話の展開を追っていくようなものにはなってないと思います。映画自体が奥田民生の広島球場LIVEのドキュメンタリーを撮ろうとしてたのを、ノリでストーリー映画にしてしまったというような話らしいので、LIVE自体は迫力あるました。あとエンディングの映像はやたらよくってこの感じで映画撮れたら良かったのにとか思ったので、見終わった時にそんなにむかついたりしなかったんですけど。
ちなみに話は、親が離婚して姉妹もイギリスと広島で分かれて住んでいたのが、お父さんとイギリスに行っていた妹が広島で独り暮らしをしているカエラちゃんの所にやってくる所から始まります。カエラちゃんはバンドやってるものの、高校生活にもやる気がなく、気だるい日常を送ったりしていて、変な天使が出てきたりしつつ、最終的に姉妹で奥田民生のLIVEに行って終わるという話です。