『めぞん一刻』感想

せんだって、高橋留美子めぞん一刻』読了しました。ちょーおもしろかった。wikipediaに書いてあって確かにと思いましたが、『めぞん一刻』は高橋留美子唯一の現実的なマンガです。もっとこういうの書けばいいのにと心底思いました。
で、どこが面白かったのかというと、なんといっても管理人さんのツンデレな性格の機微でしょう。未亡人という設定は知っていたのでもっとお堅い役かと思ったら、抱かれたいとか出てきてそもそも別に堅くなく、五代君が言い寄ってくるのを気にしすぎるくらい気を使って怒ったり空回りしてるところの、その気の使い方の間が堪らなく面白いです。ツンデレ*1というのは流行り言葉ですが、ツンデレだと性格に起伏が出て簡単に人間味が出てきておもしろくなるということはあると思いました。
僕がこれを読んだのは28歳といういい歳なわけですが、もっと昔に読んでたら僕ももっといい恋できてたのにってマジで思った。高校生、大学生は教科書読むみたいにみんな一度は読んでおいた方がいいと思う。

*1:正確な意味は知りませんが、怒りっぽいけどひょんな時にはデレデレと恋する女の子モードになるヒロインということで間違いないでしょう