天候の話に関する違和感

 今年30歳になるということもあるのかもしれないけど、最近の僕は、自分は変な方向に来ているんじゃないかとか、逆に僕だけまともで他の世界の人々は狂ってるんじゃないかとか、そういう不安定さが妙に生活の底の方に流れていて困ります。それで、昨日今日とまたも世間と感覚がずれてるなあと、違和感感じまくりだったわけです。それは例の観測史上初めて東京で冬に雪が降らなかったという件についてなんですけど、やたら地球温暖化とくっつけて語られている点が、感覚的に完全にずれました。もちろん、今年の冬はバカみたいにあったかいという点については同意します。しかし、ここから危険性を感じるのは「地球温暖化」じゃなくて「異常気象」だろう?と思うわけです。つか、去年は寒かったじゃん。
 世間一般の話題としてはの「温暖化」っていうのは、80年代にオゾン層の破壊によって地球が段々暖かくなっていって海面水位もあがって大変なことになるっていうような話だと思いますが、近年になって問題になってきてるのは地球の天候が変わっていく時に問題になるのは「フェーン現象」などのように、今まで絶妙なバランスで回っていた気流や海流がおかしくなってきて、「異常気象」と呼ばれるような天候が頻発して、今後もどのような天気が起こるか予想がつかないことだと思います・・・まあ、今の文章を書いていて気づいたのは、原因自体はやっぱり「温暖化」でいいのかと、ちょっと自分が間違ったような気にもなりつつ、一方で、この冬の天気について、「温暖化」っていうのは、目の前にある結果を原因の方の「温暖化」と取り違えて語っていることになるから、そりゃやっぱ違うだろという気もします。まあ、感覚的な問題で言うと、今年の冬の暖かさは「温暖化」って言葉で語るとヌルくなりすぎるだろってことなんですが。