東京都知事選

というわけで明日は東京都知事選ですね。全然詳しくチェックとかしてないんですけど、詳しくチェックする気にもならなかったことを踏まえつつ、僕の気分と実際の結果の距離感てのはどんなもんだろうかということを調べる意味でも書いておきます。
僕の今の気分はというと、石原いい加減に自分勝手にやりすぎたろうという気持ちは分かるものの、一方で対立候補が旧来の左翼っぽすぎてなんだかなあというもの。旧来の左翼っぽいというのは、批判がおもで、次の時代を創るっていう気概に欠けるということです。四、五年前には自民の若手と、民主の若手がいい感じに結びついていい感じに新しい政治が生まれたりしないかねえというような希望的観測などが語られたりしましたが、そのころの若手が引っ込んで年老いた人達がまた前に出てきたという感じ。今の状況は、方向が見定まらないで混迷してるし、次の時代はどうやって運営していく?ってみんな思ってる所だと思うので、新しい時代創っていくっていう雰囲気がないと無理だと思うなあ。んなわけで、古くさい、しかも調子に乗りすぎ感があるとはいえ、一応政治を創っていく思想がまだある石原が結局普通にそこそこ差をつけて勝つと予想。でもみんな辟易はしてるから投票率は低いとかね。
若手が引っ込んだとかちょっと書いたけど、一回引っ込んでやっぱりこれじゃダメだって感じになってから、つまりはこれからこそが勝負所だと思われるので頑張ってほしいですな。僕は今までは改良路線だったけど、やっぱ世の中革命が必要かとかいう気分になって来ています・・・今まで読んできた本も今読むと凄い違った読み方になりそうです・・・
まあそれはおいておいてNHKブックスの宮台ら三人の本がこういう現在とこれからの政治状況について扱ってますな。ちらっと読んだけど、かなり面白そう。あと、知事選に外山恒一出るんだって?まあ別に良いけど、触れないのも気持ち悪いので。

野球とサッカーとフィギュア

今日はスポーツ三昧の一日でしたね。昼起きてプロ野球開幕戦をyahooBB動画で見て、サッカーフィギュアとはしごしました。亀田はちょっとだけ見た。

いやー、ズレータのホームラン凄かったですねー!!
・・・嘘です。見逃しました。福浦のファーボールみてなんかやりに動いた直後に歓声が上がって、スタンドにはいるところだけ見ました・・・。まあ、SBの多村のホームランは見たし、今年はまた新しいシーズンだ♪って感じの期待に胸わく開幕戦でしたね。

  • サッカー

オシムジャパンは最初の試合見て以来だったんですけど、普通にジーコの時より強いですね。最初、ペルーの個人技&コンビネーションが凄くて、やばいかと思いましたが、DFがきつく当たって競り勝ってそこから試合作っていきましたね。格好いい。
中村はどうですかね?悪くはないけど、やっぱこんな感じかっていう感想です。高原はシュートは良かったけど、他で二本ほどそれ自分でやらなきゃダメなんだよってプレーがありましたね。残りの選択肢がなくなると、強引に自分でやろうとするけど、ちょっとでも周りに人の姿見えると、そっちにけっちゃいますね。実際の所、姿見えてるだけじゃパス通らないのでけっちゃダメなんですが。でも、全体に良く動いてたし、よかったとは思います。点取ってるっていうから前でもっと張ってるのかと思ってた。
まあ、ペルーは個人技ある選手がいてそこからカウンターで狙うとかやってくると普通に日本も厳しくなるとは思いますが、今日、こういう試合が組まれたという上での勝ち方としてはよかったんじゃないでしゅうか?4-4-2自体はそこそこだけど、中村遠藤の組み合わせは悪いという感じか。といっても、この組み合わせでも前に柳沢使えばいいのかもと思いきや、それじゃジーコの時と一緒になっちゃいますねw まあサッカーの目指す所なんてそんなにたくさん種類あるわけじゃないから良いんですけど。
中沢は悪かったと思います。キレがなかった。

  • 女子フィギュア

久しぶりに女子フィギュア見ました。高校ぐらいの時、NHKでぼさーっとやってる頃には結構見てたんですけどね。友達の影響ですが。噂で最近のフィギュアのテレビは相当むかつくことになってると聞いていたんですが、聞きしにまさるひどい番組でした。つうか演技終わって興奮してる所に、視聴者が他の人の感想聞きたい分けないじゃん。そんなんちょっとでも見てる人のために番組つくろうと思えば、サルでもわかることなのに、なんでこんなことになるのかと。今までだって実況がワーワー恩着せがましくってうるさいなあと思っていたのを越えて、さらにひどい方に進化するとは一体どういうことなのか。察するに上の方で決まってくるからしょうがないんだとか、言い訳もあるんだろうが、そういうのを交渉でどうにかまともなもの作る方向に持っていかなければいけないわけで、全ての組織というものは長く続くと腐る論理はここでも適用されます。マジでテレビ界は一度倒産して、余所の会社に再建されるとかしないといけない。
僕は、一般に反抗期といわれる中学生の頃は、大人はダメだ反体制って言ってるやつなんて、自分がダメなのを他のものに責任転嫁してるだけだと思ってるスカした子どもだったわけですが、実際世の中出てみると、体制って本当腐ってる、大人ってだめなやつばっかだなーって痛感させられてます。マジで世の中いろんな所、ひっくり返さないとダメだろって最近つとに思います。

Kanon一本目舞編終了

というわけでKanon一本目終了しました。舞編という奴です。まあ知らない人には教えようもないですね。なんか一番傍流っぽい感じのシナリオ。最後の方は、それまでの伏線とか全部お構いなしに話が怒濤のように進んでいきました。まあ、泣き要素はあるといえばありますが、それまでのことと関係ない、強引な展開ですので、だーっと嵐のようにすぎていったという感じ。っていうか、クリック適当にしていたため若干話を把握しきれませんでした。まあ、一発目、普通にやったらこのシナリオに来るって人は多いんじゃないでしょうか?
やった感想としてはシナリオが泣きっていうより、途中まではいろんな女の子とやりとりしてたのに、途中でどっかで話が決まったんでしょうけど、舞関係の人しか出てこなくなって、他の人に会えなくなるのが結構寂しかったです。
ちなみにエロシーンは別に入らなかったんじゃないのっていうおざなりなのが一回あっただけです。18禁だとエロゲになるってわけじゃなくって、これはギャルゲーって呼ぶのが正しいんでしょうな。ちなみにもの凄く浅はかな知識で書いてますのでそこのところよろしく。
とりあえず、次は正統派っぽいのが二人いるのでそのどっちかの方へ行きたいです。5人分のシナリオあるっぽいけど、その正統派じゃない残り二人の所にはいけるのか?とは思います。あと、僕のこういうゲームに関する想像だとものすごくレアな展開とかもあったりするわけで、そういうのまで含めて全部クリアすることは出来るのでしょうか?ちなみにCGを何枚見たかとかいうのが分かる画面があって、それでどの程度やりこんだかが分かるようになってます。僕は今のところ、30%。
去年流行ってるらしいから少し読んだ『ひぐらしのなく頃に』っていうのが、パラレルワールドとして、なんとか編なんとか編って一本につながってるわけじゃない話の展開をしていたのについて変なのとか思ってましたけど、こういうゲームに慣れ親しんでると自然にそういうパラレルワールドな世界観で話を書くようになるんですな。これが一番の収穫だったかも。

win導入

先日Windowsを導入しました。ドスパラBTOの通販頼みました。もちろんXPです。新しいの嫌いですからw 僕は、新しい奴をのそのそ動かすより、古いのをびゅんびゅん動かす方が好きってことなのです。まあ、僕の好みはともかくパソコン関係のヴァージョンアップに関しては問題が多いですよね。つか、単純に新しいの作っても良いから古いのも売ってくれ。基本的にヴァージョンアップってのは、期間は分からないけれど、確実にあるものなわけですけど、買う側としては、どのヴァージョンアップの時が買い時かってのはわからないワケです。それなのに、どんどん新しいのだけ出続けてるってのいうのは非常に判断に困る。まあ昔から言われていることではありますけど、Win95以降のパソコンの世間への普及から十年以上たつとヴァージョンアップはしょうがないみたいな空気も出てきてるんですかね?

まあヴァージョンアップについて文句は多いんですが、Windowsで驚いたのが前の95/98対応とかって謳ってるものってほぼXPでも動くんですね。動かないのはリストがあるらしいです。Macはヴァージョン違うといろいろダメなこと多かったのでこれは驚き。

ちなみになんでこんなこと確認してたかというとエロゲをやりたかったからです。エロゲ・・・一体どんな文化なんだろうと、本なんかでエロゲの話が出てくるたび、そ〜っとカッコにくくって読み飛ばしていた部分でした。Winを買ったからには当然やるのです。
ちなみに最初に挑戦するゲームは『Kanon』というゲームです。一世を風靡したとかいう泣きゲーという奴です。やってみた感想は、・・・・・・・正直驚いた。三時間くらいはやったと思いますが、全然エロシーンが出てこない・・・・・・・。なんか、ときたま出てくる選択肢をちょろっと選ぶだけで、あとはひたすら絵と文字を追ってるだけ・・・。かまいたちの夜とかよりも選択肢が出てくる機会はすくないです。正直ちょっと苦痛・・・。てゆーか、エロシーンが主眼だったわけじゃないけど、エロゲっつからにはエロシーン出てくるんだろうなってある程度は期待しながら見るじゃないですか?それが全然出てこないっつうのはどういうことなんだよと文句の一つも言いたくなる気分であります。
つか、それだけじゃなくってあんあまり話自体進んでる気がしないのですな。選択肢は最初の方が、こう応えた方が心象が良いだろうとか思って選んでたんですけど、途中からたくさん女の子が出てきて、あんまりどの子にもいい心象与えててもダメなのかと分かりました。まあ最初は適当にやってみます。ちなみに当然、男らしく主人公の名前は本名を入れてみました。しかし、性格が僕とは全然違う設定でぺらぺら喋りまくるのでまったく感情移入はしそうにないです。

あとネトゲもやってみました。PerfectWorld完美世界という新しめの無料の奴です。簡単なクエストをいくつかやっただけという段階ですが、なんか楽しい。時間もいつのまにか過ぎてる。クエストにはあんまり脈絡がないんですけど、ずっとやるとどうなってるんでしょうね?それなりにストーリーっぽくもなるんでしょうか?FFとかラグナロクっていうのはどんななんだろう?といろいろ知りたくなります。

あとハンゲームも。ファミスタは楽しみにしてたけど、あれは糞ゲーの部類ですな。何人かのうつ選手は無茶苦茶打つっていう燃えプロとかに近いノリ。当たり判定もよくわからないし。まあ、それなりには野球好きにはそそる所もあるんだけど、出来自体はよくないから、あんまりやらない方が賢明だろうなあって思ってます。あと家具をつれて歩くゲームもやった。まあ、完美世界と似たようなノリでやれそう。七並べは普通に楽しかった。

まあそんなこんなでゲームばっかやってた週なわけだけど、借りてたDVDを一気見してさっき返してきたところ。三時くらいだったのに人が結構歩いていた。ピーナッツはつまらなかったけど、さよならみどりちゃんはかなり面白かった。こういう女の感情のひだみたいなのを描いたのは好きだ。男の感情のひだだったらどうなんだろうという気もするが、男の場合だと単純に燃え上がったりする感情の方がおもしろく感じるあたりは僕はダメな奴なんだろう。

天候の話に関する違和感

 今年30歳になるということもあるのかもしれないけど、最近の僕は、自分は変な方向に来ているんじゃないかとか、逆に僕だけまともで他の世界の人々は狂ってるんじゃないかとか、そういう不安定さが妙に生活の底の方に流れていて困ります。それで、昨日今日とまたも世間と感覚がずれてるなあと、違和感感じまくりだったわけです。それは例の観測史上初めて東京で冬に雪が降らなかったという件についてなんですけど、やたら地球温暖化とくっつけて語られている点が、感覚的に完全にずれました。もちろん、今年の冬はバカみたいにあったかいという点については同意します。しかし、ここから危険性を感じるのは「地球温暖化」じゃなくて「異常気象」だろう?と思うわけです。つか、去年は寒かったじゃん。
 世間一般の話題としてはの「温暖化」っていうのは、80年代にオゾン層の破壊によって地球が段々暖かくなっていって海面水位もあがって大変なことになるっていうような話だと思いますが、近年になって問題になってきてるのは地球の天候が変わっていく時に問題になるのは「フェーン現象」などのように、今まで絶妙なバランスで回っていた気流や海流がおかしくなってきて、「異常気象」と呼ばれるような天候が頻発して、今後もどのような天気が起こるか予想がつかないことだと思います・・・まあ、今の文章を書いていて気づいたのは、原因自体はやっぱり「温暖化」でいいのかと、ちょっと自分が間違ったような気にもなりつつ、一方で、この冬の天気について、「温暖化」っていうのは、目の前にある結果を原因の方の「温暖化」と取り違えて語っていることになるから、そりゃやっぱ違うだろという気もします。まあ、感覚的な問題で言うと、今年の冬の暖かさは「温暖化」って言葉で語るとヌルくなりすぎるだろってことなんですが。

東浩紀 北田暁大『東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム 』

期待して買いましたが、喫茶店でざっと読んだ感じ、期待はずれ。まあよくよく考えてみれば、僕はいなかものであり、その観点からいえばこの人達とは敵対関係になるので読みながらプンスカむかつくのも当然と言えます。田舎ものの僕とは、人材に関する視点が完全に違います。
下北沢の話はまた別の問題としてムカつきながら読んでたんですが、そのむかつきのおかげで小説書けたのでよしとしましょう。下北沢の話は、単純に言えば、あんな所残したいかぁ?って話につきるんですが、下北沢というのは、期待して初めて街を訪れた人間ががっかりする東京の街ベストワンだろうと思われ、さぞ安いお店がたくさんあるのではと思いきや、実際は下北の若者イメージを期待したさほどの工夫もない店が中心をしめてて、住む人間も親の仕送りがたくさんある学生ばっかり・・・まあこれは調べてないから知らないですけど、まあとにかく、土地が便利であることをさしひいても若者イメージのせいで物価が高いというばかげた所だ。
もちろん、掘れば良い店がたくさんある所だとは思うし、そこから察するに店を出したいと思った人には、魅力的な場所なんだろうとは思うが、そこまで話はいってないのでおいておく。演劇の人が文化生産度が落ちるということで、反対するなら分かるかもとは思うが、下北沢=演劇ももう終わりにした方が良いとか言われそうな気もする。
ああいう街にあんなに休日に人が集まるようになったっていう歴史は認めざるをえないわけですが、これも皮肉にしかなってない気がする。でかい店が並ぶよりも、小さい店が並ぶ街並みの方が好きっていう感性は僕もあるけど、下北沢の場合は嫌な方向に行きすぎた。
下北の話のむかつき具合っていうのは、なんか68年の話について今語る人のもの読んだ時のむかつきに似てる。なんか諸々リンクしてる話な気はするが、簡単にリンクさせてはいけませんという気もする。下北の若者イメージは駄目な例であるっていうのはそれなりに共通見解になってると思うけど、それ全部無視してるっていうのも気になる。
まあ下北の悪口ばっか書いてるが、半年に一回は行くし、喫茶店靴屋がたくさんあるのはいいことだし、いろいろ利用価値の高い店も点在してるとは良く聞く。ただ、前提としては、下北はいいイメージではないということ。そう思った上で、喧噪を避けつつ、すたすたと自分の行きたい所へいくのであって、散歩したいとは思わない街。いろいろ書いたけど、下北の話は共通見解としてある程度あるからぐだぐだ書かない方がよかったよなとは思っています。

『しにがみのバラッド。』第二話を見ました

先週、ブログに書いたのを覚えていたので、ビデオにとって見ました。*1先週は丁度その直前にブログ書いててパソつけっぱなしだったのでなんも考えずにさらさらと書けましたが、こういうのは良いもんですね。昔はさらさら書いてたし、今もそう書けたらいいなあとは思うけど、まあ無理でしょうなあ。
それはそうと第二話。前回は演技が変なのは役者の問題よりは時間がないせいだろうって書きましたけど、今回の話の主人公の女の子は普通にうまかったので、やっぱできる人はできるんだなあって意見を訂正。その女の子は齋藤夢愛とかいうなんて読むのか分からない女の子だけど、とてもしっくり来る感じの女の子で本人の存在感とセリフとにギャップがなかった*2。もちろん、人間誰でも生きてる上ではそんなに本人の存在感とセリフとにギャップができてきてるなんてことはないんですけど、役を演じるとなるといい演技できる人と大根役者になる人ができるってのは、どういうことなんでしょうね。いや、こういうのって人がそもそもできるどうかの問題で、努力とかの問題じゃないのかなあって今思ってるんですけどね。
このドラマのメインの二人の場合は、しにがみの従者というマンガチックなキャラで、とても難しそうな役なワケですが、普通に変です。だが、それも存在感がうまくはまってる人ならそれなりにやっちゃうのかなあとか思ったり。カメラの中で生き生きとした女の子をやれる人使って映画とか作ってみたいよなぁと思いました。

*1:うちのVHSデッキは10年目になるので、やっぱ調子悪いなあと痛感させられました

*2:まあ適当に書いているわけですが、こういう役がいい感じにできてるのとか、どうやって文章では表現するのがいいんでしょう?